現代では目が悪くなくても、ファッションの一部として着用している人も多いです。
顔が小さくてどんなメガネも似合う人もいれば、顔が大きくて、なかなか似合うメガネが見つからない人もいます。
何を隠そう私は顔が大きくて似合うメガネをなかなか見つけられなかった一人です。
そんな私が、顔が大きくても似合うかっこいいメガネを紹介します。
それが「SHURON(シュロン)のRONSIR(ロンサー)」です。
・シュロンってどんなブランドなの?
・ロンサーってどんなメガネなの?
・なぜ顔が大きい人におすすめなの?
など疑問や悩みを抱えている人が解決できる記事になっています。
私は顔が大きくて、なかなか似合うメガネが見つからず悩んでいましたが、「シュロンのロンサー」に出会って感激しました。
この記事を読み終わる頃には、あなたに似合うメガネが見つかるはずです。
目次
SHURON(シュロン)って、どんなブランド?
1865年にアメリカで創業した老舗のメガネメーカーです。100年以上続くブランドでアメリカのレトロな雰囲気を醸し出しています。現代によくあるクラシック風やモダン風のような偽物っぽいメガネとは違います。古くから世界中から支持されており定番のメガネメーカーです。
第2次世界大戦の時にアメリカ軍に光学製品を納入していた実績があり、品質への信頼度を得て有名になり、現在の地位を確立しました。
「SHURON」は、AO(アメリカンオプティカル)、B&L(ボシュロム)と並びアメリカの3大メガネメーカーの1つに数えられています。
また、「SHURON」はアメリカ映画で数々な著名な俳優が身につけていたメガネメーカーです。
ジーン・ハックマン「THE CONVERSATION」
トムハンクス「catch me if you can」
ケビン・コスナー「JFK」
マット・デイモン「the good shepherd」
古着好きやアメカジ好きな人、アメリカ好きな人には、是非一度試して欲しいメガネメーカーです。
RONSIR(ロンサー)とは?
「SHURON」ならまずは『RONSIR』と言われるほどの定番のモデルです。ブロウ(サーモント)タイプの代表格モデルです。
レンズの上部分がセルで、その他のレンズ周りはメタルになっている形状です。
私の知るところで『RONSIR』シリーズは1971年までに1600万本を売り上げた実績があります。これは『RONSIR』が定番のメガネとしての地位を得た事を確信できるものです。
「SHURON」は定番モデルの『RONSIR』をはじめとし、フレームの形状をほぼ変える事なく現在も作り続けています。リアルクラシックを感じることができます。
『RONSIR』はブロウタイプのメガネの完成形と言っても過言ではありません。
RONSIRモデル紹介
『RONSIR』には、ZYLとREVELATIONの2タイプがあります。
NUSIRというモデルもあり『RONSIR』に近いので一緒に紹介していきます。
ZYL
1947年に世界初のブロウラインフレームろしてリリースされ、以来変わることなく製造され続けている名作です。
特に1950年代に大ヒットし、その名を轟かせました。ブロウラインフレームは著名人の愛用者も多く、マルコムX、カーネル・サンダースも愛用していました。
またテンプルの繋ぎ目部分は、5枚の蝶番が採用されており、頑丈な作りになっています。
サイズ表
サイズ | フレーム前面横幅 | フレーム天地幅 | レンズ天地幅 | テンプル(ツル)長さ |
44□20 | 約128mm | 約40mm | 約37mm | 約145mm(標準) |
46□20 | 約132mm | 約42mm | 約39mm | 約145mm(標準) |
48□20 | 約136mm | 約44mm | 約41mm | 約145mm(標準) |
50□20 | 約140mm | 約45mm | 約42mm | 約145mm(標準) |
52□22 | 約146mm | 約47mm | 約44mm | 約145mm(標準) |
54□22 | 約150mm | 約50mm | 約47mm | 約145mm(標準) |
marosuke
顔が大きい私はこめかみ部分が食い込むのが嫌だったので、54□22を使用しています。
意外とブロータイプは横幅が狭いモデルが多いのでサイズが選べる『RONSIR』は重宝してます。
テンプルサイズ
テンプル(ツル)長さもサイズオーダーができます。
サイズ | |
約140mm | |
約145mm | 標準サイズ |
約150mm | |
約158mm | |
約165mm |
marosuke
私の顔のサイズだと145mmだと小さいので165mmを使用しています。(少し大きいです。もうワンサイズ下でもよかったかな)
すでにジャストサイズのメガネやサングラスを使用している人は、現在のサイズを参考に注文するといいでしょう。
初めての人は、面倒ですが顔のサイズを測るといいでしょう。
REVELATION
ZYLを元にレンズの縦幅が短いモデルです。ZYLに比べるとレンズが長くなるので、よりシャープな印象です。
テンプルの形ストレートタイプです。テンプル部分もZYLに比べるとスッキリしています。 (テンプル名は「Slipper」タイプがアメリカSHURON社の正式名称になります。)
テンプルの繋ぎ目は、ZYL同様に5枚蝶番が使用されており、伝統的なクラシカルな雰囲気が味わえます。
サイズ表
サイズ | フレーム前面横幅 | フレーム天地幅 | レンズ天地幅 | テンプル(ツル)長さ |
44□20 | 約130mm | 約33mm | 約30mm | 約145mm(標準) |
46□20 | 約133mm | 約35mm | 約32mm | 約145mm(標準) |
48□20 | 約136mm | 約37mm | 約34mm | 約145mm(標準) |
50□20 | 約140mm | 約39mm | 約35mm | 約145mm(標準) |
52□22 | 約146mm | 約40mm | 約37mm | 約145mm(標準) |
54□22 | 約150mm | 約42mm | 約39mm | 約145mm(標準) |
※テンプルサイズはZYLモデルと同様になります。
NUSIR
「NUSIR」は「RONSIR」を元に開発されたモデルで、現代的に改良されたモデルです。
「RONSIR」のZYLとREVELATIONの中間ぐらいのレンズの天地幅になっています。中間の位置付けのサイズですので比較的にどなたでも合わせやすいモデルになっています。
SHURON社のラインナップでは女性向けとしています。この言葉で男性は少し抵抗があるかもしれませんが、男性もつけられるサイズ感ですのでサイズが合えば全く問題ないです。
テンプルとの繋ぎ目は5枚蝶番を採用しています。
サイズ | フレーム前面横幅 | フレーム天地幅 | レンズ天地幅 | テンプル(ツル)長さ |
44□20 | 約128mm | 約37mm | 約34mm | 約145mm(標準) |
46□20 | 約133mm | 約39mm | 約36mm | 約145mm(標準) |
48□20 | 約138mm | 約40mm | 約37mm | 約145mm(標準) |
50□20 | 約142mm | 約42mm | 約39mm | 約145mm(標準) |
※テンプルサイズはZYLモデルと同様になります。
カラー
フレーム
フレーム部分のカラーの代表は、黒の単色、べっ甲調の色になります。その他にもマットな茶色や木目調、店舗別注色などもありますが、店舗次第ですので在庫が必要です。
黒の単色やべっ甲調の色ならメガネの定番色ですので、大体どの店舗にもあるかと思います。在庫は店舗に確認することをオススメします。
メタル
メタル部分は、シルバー、ゴールド、ブラックの3色の展開です。
シルバーが最もスタンダードで、少し渋めならゴールド、クールにいくならブラックがオススメです。
テンプルの種類
テンプルは、先端に行くほど太くなり、耳にかかる部分は細くなっているクラシックなテーパータイプが採用されています。細いテンプルタイプよりも存在感があり、クラシックな雰囲気が特徴で格好良いです。
テンプルの形ストレートタイプです。テーパータイプに比べるとスッキリしています。
(テンプル名は「Slipper」タイプがアメリカSHURON社の正式名称になります。)
カスタムオーダー
テンプルはテーパータイプ、ストレートタイプがあり、好きな方を選ぶことができます。色やテンプルの形など自分なりのカスタムを楽しむことができます。店舗によってできない場合もありますので、事前に確認することをオススメします。
なぜおすすめなの?
サイズが豊富
メガネのフレームって自分に合うサイズがなくて諦めることって結構ありませんか?ブランドのメガネなどは特にサイズ展開が少ないです。
サイズが合わずに耳が痛くなったりして、結局使わなくなってしまったりします。せっかく購入したのにもったいないです。
「SHURON」はサイズが豊富ですので、必ず自分にあったサイズが見つかるはずです。
比較的に安価
ブランドのメガネって安くても2万円、高いと5万円以上することもあります。それほどブランドのメガネって高価なものです。
「SHURON」は2万円以下で購入できます。量販メガネメーカーに比べると安くはないですが、実績やブランドネームを考えるとお手頃価格になっています。
ブランドネームも十分
先述でも記載していますが、アメリカの3大メーカーに称されていたり、アメリカ軍への納入実績など、「SHURON」はメガネメーカーとしての実力は本物です。
アメリカの老舗メガネメーカーで、実績も十分ですが日本での認知度は今ひとつです。知る人ぞ知る実力派メガネメーカーです。
今は比較的お手頃の値段ですが、日本での認知度が上がり代理店ができれば価格の高騰は避けられません。代理店がない、今がお買い得です。
デメリット
先述で述べましたが、「SHURON」は日本代理店がありません。そのため取り扱っている店舗が少ないのがデメリットです。
そのため取り扱っている店舗によっては種類が少なかったり、サイズが少なかったりすることもあります。近くに店舗がない可能性があるため試着することも難しいかもしれません。
通販でも試着サービスがある店舗もありますので活用することをオススメします。
最後に
知る人ぞ知るメガネメーカーの「SHURON」です。そんなメーカーで最も定番のモデルが『RONSIR』です。
サイズも豊富ですので、今まであなたに合うメガネが見つからなった方は、是非一度試して見て下さい。
ブランド力、品質、価格、どれをとっても満足のいくメガネメーカーです。
特にアメカジ好きや、古着好きな人にオススメです。