春服の定番シャツのシャンブレーシャツがあります。シャンブレーシャツってよく聞くけど、「どういうシャツの事なんだろう?」と思ったことないでしょうか?そんなシャンブレーシャツを紹介していきます。
シャンブレーとは生地の名前です。シャンブレー生地で作ったシャツのことを「シャンブレーシャツ」と言います。
目次
シャンブレーとは
デニム生地やダンガリー生地との違いが分からない人もいると思います。まずは生地について解説します。
縦糸に色糸、横糸に白糸 (さらし糸) を使って平織りした生地です。霜降り調(杢)になります。
縦糸に色糸、横糸に白糸 (さらし糸) を使って“綾織り”した生地です。糸の使い方は同じですが織り方が違います。
縦糸に白糸 (さらし糸)、横糸に色糸を使って“綾織り”した生地。デニムとは糸の使い方が逆になります。
一般的に生地の厚さは薄い順にシャンブレー、ダンガリー、デニムとなります。
シャンブレーは雰囲気があり風合いや柔らかい生地が特徴で着心地も最高です。独特の生地の霜降り感がシャンブレー生地でどんなんスタイルにも合わせやすいのも魅力です。
種類
シャンブレーシャツには一般的に「NAVYシャンブレーシャツ」と「ワークシャンブレーシャツ」の2種類があります。
NAVYシャンブレーシャツ
NAVYは色のNAVYではなくアメリカ海軍のNAVYです。ミリタリーシャツになります。特徴を年代もまじえて解説します。NAVYシャンブレーにはステンシルが入っているシャツもあります。「U.S.N.」や「名前」など、階級章がついているデザインもあります。色は年代によって若干の違いはありますが水色のような薄い青色です。ボタンの色も基本は青色です。1980年ごろのデザインからポケットにフラップがつきます。
ワークシャンブレーシャツ
簡単にいうと作業服ですね。NAVYシャンブレーと違いアメリカ海軍の細かい仕様がないので色や形のバリエーションはワークシャンブレーシャツのほうが多いです。プルオーバータイプ(頭からかぶるタイプ)やガチャポケット(胸のポケットが左右非対称)などワークシャツという大きなくくりなので形に関してはかなり多いので、今回は代表的な色を紹介していきます。
シャンブレーの定番の色です。
ブラックシャンブレー(クロ杢)
ヴィンテージ はかなり高価です。
縦糸の色を変えれば様々な色になります。
その他
シャンブレーはよくショップコートの生地としても採用されます。ショップコートも春に着るにはちょうどいいアイテムです。
まとめ
色々とシャブレーシャツを紹介してきましたが、シャブレーシャツは定番アイテムなのでどのブランドでも大体はリリースしていると思います。着回しも効きますしおすすめなアイテムです。