目次
ワークパンツとは?
「ワーク(作業)」の名前の通り仕事をするときに履くパンツという意味です。肉体労働などの作業をする時に着用されるパンツのことで、ワークパンツは作業時に履くパンツを総称して使われる言葉なのです。
デザイン、カラー、素材などに決まった定義がないので種類も豊富にあります。今ではファッションに必要不可欠のジーンズ、カーゴパンツ、ペインターパンツもワークパンツになります。
ワークパンツの定義を決めるとしたら「動きやすい」「耐久性が高い」「安価」の3つに当てはまるパンツはワークパンツになるのではないでしょうか?
現在では作業着として履かれるよりもファッションのアイテムとしての需要の方が大きな割合を占めています。ですので現在のワークパンツはよりデザイン性に優れています。
ワークパンツを購入する際は、どんなワークパンツにするか?当時はどういった職業の人が履いていたかなど、分かっていればディテールの意味も理解することができ、よりワークパンツに愛着が持てるようになります。お目当てのワークパンツも具体的に探すことができます。
ワークパンツの魅力
「ワークパンツの魅力ってなんだろう?」と考えた時に、一番初めに思い浮かぶのは、「無骨」「男らしい」などではないでしょうか?何故、無骨に感じられるのか?もちろんワークパンツにあるストーリーなどの背景の存在は大きいと思います。
ワークパンツの構造にも大きな理由はあります。ワークパンツは本来は大量生産で安価で販売されていました。大量生産するうえでいかに効率的に生産するかは大きな課題です。パターンやシシルエットのほとんどは直線的なものがほとんどでした。タフな生地に直線的なシルエットはとても魅力的で男らしい印象を与えます。
おすすめコーデネイト
コート×ワークパンツ
ボトムスに無骨なワークパンツなを持ってきても、アウターにキレイめなコートを合わせるだけでスッキリまとまったキレイめカジュアルになります。裾をロールアップして丈を短くすることがスッキリもせるポイントです。

パーカー×ワークパンツ
手軽に挑戦できるコーディネイトです。しかし、実はこのスタイルは1歩間違えると厳つくなってしまうスタイルです。ポイントは上下ともにライトなカラーで統一すること、パーカーのサイズは少し大きめをチョイスすることでまとまりが出て柔らかい雰囲気になります。パンツの丈を短めにすることでスッキリした印象になります。

ミリタリー×ワークパンツ
実はミリタリー系とワークパンツの相性は抜群です。両アイテムともに男らしいアイテムになので、男らしい完成度の高いコーディネイトができます。野暮ったい印象を与えないように、パンツの丈はジャストか少し短いぐらいがいいでしょう。

おすすめブランド
Dickies(ディッキーズ)
国:アメリカ テキサス
おすすめワークパンツ
ディッキーズ874
ディッキーズといえば874のワークパンツです。老若男女を問わず世界中の人から愛され続けている定番ワークパンツです。シルエットはゆったりしており、生地もタフで値段も安いので気軽に履ける1本です。サイズとカラーバリエーションが豊富でどんな人でも自分にあったワークパンツを見つけることができます。非常にコストパフォーマンスに優れており、サイズ感を変えるだけで様々なスタイルのコーディネイトにはまります。
ディッキーズWD 874
ディッキーズ874をベースに現代的なシルエットに変更されたモデルです。874よりも細身のシルエットで股上も浅く作られています。素材は伝統のTCツイルですが874よりも格段に質が向上し、何とも言えない光沢感とタフネスさで大人の印象を与えてくれます。 キレイ目もストリートも様々なシーンに対応できて、スッキリと履けるワークパンツです 。
BEN DAVIS (ベンデイビス)
国:アメリカ サンフランシコ
おすすめワークパンツ
オリジナルベンズ
ゴリラのアイコンが印象的なベンデイビス。創業者のベン・デイビスの祖父にあたるヤコブ・デイビスはジーンズなどによく使われているリベットの生みの親です。そんなベンデイビスの定番ワークパンツのオリジナルベンズ。素材もタフで堅牢性が高く、シルエットはゆったりしています。ジーンズの5ポケットのディテールを採用しています。コインポケットも付いています。フロントポケットのデザインも独特で細部にもこだわりが詰まったワークパンツ です。
ゴリラカット
ベンデイビスの定番アイテムのオリジナルベンズと双璧をなす「ゴリラカット」。ベンデイビスの中では「ゴリラカット」の名前の方が聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。オリジナルベンズと同じくタフな生地を採用しており、シルエットはオリジナルベンズよりもさらにワイドになっています。かなりゆったり目を探している人におすすめです。
RED KAP(レッドキャップ)
国:アメリカ テネシー州
おすすめワークパンツ
PT 20
ワークパンツの中では常にディッキーズと比較されているのがレッドキャップ。ネームではディッキーズの方が有名ですが、知る人ぞしるワークウェアブランドです。他の人と被りたくない人にはおすすめです。ジーンズのように仕立てられたパンツです。素材は8オンスの65/35TCツイルで、汚れにくく、シワにも強いです。よく比較されるディッキーズの874よりも細めのシルエットです。ワークパンツでもスッキリしたシルエットをお探しかたにおすすめです。
carhartt(カーハート)
国:アメリカ ミシガン州 デトロイト
おすすめワークパンツ
B11
カーハートといえばダック地を仕様したアイテムが有名です。ワークパンツのベースはペインターパンツでハンマールプが付いていたり、その他にもトリプルステッチを採用しているなど、男らしいディテールが盛り込まれたワークパンツです。アタリも出やすく表情が豊かで履き込めば履きこむほどエイジングも楽しめるワークパンツです。
UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)
国:アメリカ シカゴ
おすすめワークパンツ
スタンダードフィットパンツ T-03
ここ数年でセレクトショップでの取り扱いも急激に増えており、近年のブランドと思うかも知れませんが老舗のワークウェアブランドです。オレンジのロゴが目を引くことでお馴染みですね。シンプルで使い勝手がいいシルエットが魅力的なワークパンツ です。ポリエステルと綿の混紡素材のツイル地を採用しておりワークパンツに必要なタフさも持っています。幅広いコーディネートを楽しめるワークパンツ です。
テーパードフィットパンツ T-02
裾に向かって細いラインを描くテーパードを効かせたシルエットです。上記のTー03 と比べると細身のシルエットです。細身のシルエットでありながらモモ周りにゆとり、股上も深めの設定なので快適に履くことができます。スタイリッシュに履くことができるワークパンツ です。
BLUCO(ブルコ)
国:日本
おすすめワークパンツ
KNICKERBOCKER WORK PANTS OL-062
海外のワークウエアブランドが台頭する中、日本が誇るワークウェアブランドです。日本の強みの細やかなところに目が届くデザイン性と確かなクオリティで人気を集めています。厚手のオリジナルTC生地を採用したニッカーズスタイルのワークパンツです。ヒップ周りに余裕を持たせ裾に向けてシャイプした独自のテーパードシルエット特徴的です。サルエルパンツのようなシルエットで他のワークパンツと比べ一味違う印象です。
並行輸入品もあり
並行輸入品の1番のメリットはやっぱり安いことです。楽天などネットの並行輸入品をお得な価格で買うことができます。並行輸入品は輸入ルートが違うだけで100%本物。実際に私も並行輸入品を購入しましたが、全く問題ありません。
最後に
現在では、その頑丈な作りでファッションアイテムとして人気なワークパンツ。男らしい無骨なものだけではなく現代的にアレンジされたスタイリッシュな雰囲気のモノも増えています。安価な製品も多いワークパンツ初心者の方にもおすすめです。